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エディージャパン 4戦目は自滅でジョージアに逆転負け 超速ラグビー浸透も退場者2人で数的不利に

2024年07月14日 04:37

ラグビー

エディージャパン 4戦目は自滅でジョージアに逆転負け 超速ラグビー浸透も退場者2人で数的不利に
 <日本ージョージア>前半、先制トライを決めるナイカブラ=ユアテックスタジアム仙台 Photo By 共同
 【ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2024   日本23―25ジョージア ( 2024年7月13日    宮城・ユアテックスタジアム仙台 )】 世界ランキング12位の日本は同14位のジョージアに23―25で敗れ、昨年9月のW杯1次リーグ・サモア戦以来の白星を逃した。前半、後半と相手を崩して1トライずつ挙げたものの、FWが大型で肉弾戦を好む相手に退場者を2人出して自滅。9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、64)第2次体制下でのテストマッチ初勝利を逃した。
 前半20分に1人目の退場者、後半32分にさらに退場者を出し、最後は13人での戦いを強いられた日本。そんな中で2点差の敗戦。特に後半は10―7とスコアは上回ったものの、敗戦の事実は変わらない。ジョーンズHCも「がっかりした。(数的不利で)落ち着きがなくなり防御が崩れたのが敗因」と話した。

 新生エディージャパンの4戦目。開始2分過ぎ、素早いパス回しだけの攻撃で防御を崩し、WTBナイカブラのトライを生むなど、超速ラグビーの浸透は証明した。指揮官も「立ち上がりはこれ以上ない出来」と称えたが、1人少なくなると接点での劣勢は否めず。不用意な反則、安易なミスも重なり、初めてロックで先発したリーチ主将は「経験、経験(が大事)と言っているが、この負けを受け止めないと」と神妙な表情を浮かべた。

 ホームでジョージア相手に初黒星で、ランキングは一気に14位まで降下する見通し。ジョーンズHCも「グッドレッスンだ」と話したが、ファンは白星を待ちわびている。

 ≪9キャップ目 長田待望初T≫昨年のW杯にも出場したWTB長田が、通算9キャップ目で待望の初トライを挙げた。後半24分、ゴール前のペナルティーからFW勢が体を張ったダイレクトプレーでじわりと前進し、最後はSH斎藤からのロングパスを受けて左中間に一時逆転のトライ。「そこにこだわりはない。勝てないといけない試合」と喜ぶそぶりも見せなかった。ジョージアとの対戦は自身初めてで、「バックスはデカくないが強い」と驚いていた。

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