炎鵬 涙の復帰 敗れても「最高ですね」 脊髄損傷で寝たきりから序ノ口で420日ぶり
2024年07月16日 04:45
相撲
![炎鵬 涙の復帰 敗れても「最高ですね」 脊髄損傷で寝たきりから序ノ口で420日ぶり](/sports/news/2024/07/15/jpeg/20240715s10005000464000p_view.webp)
土俵に立つこと自体が奇跡だった。首を痛めていた1メートル67、100キロの体は昨年夏場所中に悲鳴を上げ、自力で立てない状態に。脊髄損傷で、相撲どころか日常生活もままならないほどの重傷だった。それでも「まだ体が動くのは神様が与えてくれたチャンス」とわずかな望みを信じた。
昨年8月末に四股が踏めるようになり、12月には実戦稽古を再開。そこから慎重な調整を進め、満を持して復帰の時を迎えた。2週間の寝たきり生活から始めた壮絶なリハビリを思い返すと言葉を詰まらせ「感謝しかないですね」と涙。「今日という日までやってきたことを皆さんに見せられたらと思って」。復帰の土俵で、その生きざまを見せた。
「命懸けと言ったら大げさだけど、明日が最後になるかもしれない。後悔がないようにやっていきたい」。覚悟を決めて臨む土俵だが、悲愴(ひそう)感はない。「やっぱり相撲が好き。生きがいですね」。前を向く明るい表情は、前例のない挑戦の先にある関取復帰の日を見据えている。
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