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十両・白熊「絶対当たるだろうと思っていた」二所ノ関部屋の“元同部屋対決”兄弟子・友風に快勝

2024年07月16日 06:50

相撲

十両・白熊「絶対当たるだろうと思っていた」二所ノ関部屋の“元同部屋対決”兄弟子・友風に快勝
友風を寄り切りに破った白熊(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所2日目 ( 2024年7月15日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 東十両8枚目の白熊(25=二所ノ関部屋)が東十両7枚目の友風(29=中村部屋)を破って今場所の初白星を挙げた。
 突き放してくる相手に対し、下からあてがいながら前に出て最後は相手の引きに乗じてもろ差しで寄り切り。積極的に前に出る好内容に「良い相撲だった」と笑顔を見せた。

 先場所まで二所ノ関部屋所属だった元同部屋の両者。白熊は二所ノ関部屋に残り、友風は中村親方(元関脇・嘉風)の独立に伴って転籍した。番付が近いため「絶対当たるだろうと思っていた」という白熊。日体大の先輩で、つい先場所まで稽古をともにした兄弟子との初対戦に「昨日は意識していたけど、二所ノ関親方からも“やることをやるだけだ”と言われて切り替えていった」と相撲に集中した。

 敗れた友風は「タイプ的にはやりにくい相手。特別な意識はなかった」としながらも「今日は勝ちたかった」と悔やんだ。関取復帰後は紺色の締め込みを締めていたが、この日から紫色に変更。中村親方が現役時代に使用していた物を受け継いだ。「先場所13敗したのと昨日の負けで、験直しです」。所属部屋が変わった今場所、ここから心機一転を図った。

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