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関学大アメフト部 部員5人が処分…海外遠征帯同の大村監督「指導不足、力不足」秋季リーグ戦は出場へ

2024年08月30日 16:00

アメフト

関学大アメフト部 部員5人が処分…海外遠征帯同の大村監督「指導不足、力不足」秋季リーグ戦は出場へ
<関学大アメフト部 会見>会見を行う関学大アメフト部(左から)小野宏ディレクター、池埜聡部長、大村和輝監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 関学大は30日、アメリカンフットボール部の部員5人が海外遠征中に重大な規律違反を犯し、うち1人は大麻含有性の薬物を吸引したと見られると公表されたことを受け、説明会を開催した。同部は活動を継続しており、関西学生連盟の秋季リーグ戦開幕に向けて全力で準備を進めているとした。
 説明会には部長の池埜聡氏、監督の大村和輝氏、ディレクターの小野宏氏が出席。冒頭で池埜部長は「本学選出の代表選手5人が処分を受けたこと、部に対して2人に関する勧告を受けたことについて、大変重く受け止めております。また、本件によって日本代表チーム並びに関係の皆様に大きな混乱を招きましたこと、日本協会の皆様に調査等の膨大な労力をおかけしたこと、深くおわび申し上げます」と謝罪。3人は深く頭を下げた。

 また、同遠征に帯同していた大村監督は、このような事態を招き、「私の指導不足、力不足」と語った。

 日本アメリカンフットボール協会はこの日、6月にU20代表が出場した世界選手権(カナダ・エドモントン)中に、関学大の5人に重大な規律違反があったことを公表。うち1人は現地で大麻含有性の薬物を吸引したと見られる。個人名などは明らかにしていない。

 5選手中の1人については、大麻含有製品の蓋然性がある物質、使用したことを理由に、日本代表に選抜される資格を無期限停止となり、関学大に対し、当該選手の無期限活動停止を勧告した。

 他の4選手はその他の規律違反が認められたため、有期の日本代表選抜資格停止(1、2年間)かつ厳重注意とし、うち1人については、関学大に対して、当該選手の6カ月間の対外試合出場停止を勧告した。加えて、同遠征の現場責任者を務めた森清之協会常務理事を厳重注意処分としたことも発表した。

 関学大アメフト部は日本屈指の強豪で、昨年末に史上初となる甲子園ボウル6連覇を達成。同ボウルは最多となる34回、関西1部リーグ60回の優勝を誇る。

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