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【飛び込み】玉井陸斗 一発勝負も貫禄V「成長した姿を見てもらえた」

2024年09月02日 04:43

飛び込み

【飛び込み】玉井陸斗 一発勝負も貫禄V「成長した姿を見てもらえた」
男子高飛び込みで優勝した玉井陸斗=インフロニア草津アクアティクスセンター Photo By 共同
 飛び込みの日本選手権最終日は1日、 滋賀県・インフロニア草津アクアティクスセンターで行われ、男子高飛び込みはパリ五輪銀メダルの玉井陸斗(17=JSS宝塚)が524・50点で2年ぶりに優勝した。台風の影響で予選が行われず決勝一発勝負となる中、2位の西田玲雄(24=岡三リビック)に99・70点差をつける圧勝。28年ロサンゼルス五輪に向けた新拠点となるプールで好演技を見せた。
 2位に100点近い大差をつけ、玉井が五輪銀メダリストの貫禄を示した。4本目の6245D(逆立ち後ろ宙返り2回2回半ひねり)は審判の1人が10点満点をつける演技で全選手最高の99・00点をマーク。五輪直後で注目を集める中、昨年は腰痛で欠場した大会で2年ぶりに頂点に立ち「今までにないくらい観客が多かった。成長した姿を見てもらえた」と笑った。

 五輪後は十分な練習を積めていないが、8月の高校総体に続く優勝となった。長く指導を受けてきた馬淵コーチが、今夏に開業したこのプールを拠点にするクラブの監督に就任。玉井も今後は滋賀で練習を重ねる予定で「飛びやすい」と好感触も得た。パリ五輪以前の練習拠点には10メートルの台がなかっただけに、充実した環境で金メダルを目指す28年ロス五輪に向かう。

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