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体ガッチガチのアラフォーがなぜヨガインストラクターに!?|【新連載】インド好きヨガ講師・本田雄介のヨガトーク

2024年09月02日 09:00

体ガッチガチのアラフォーがなぜヨガインストラクターに!?|【新連載】インド好きヨガ講師・本田雄介のヨガトーク
こんにちは。ヨガインストラクター・ヨガ講師の本田雄介と申します。 私は現在、YMCメディカルトレーナーズスクールというと…

こんにちは。ヨガインストラクター・ヨガ講師の本田雄介と申します。

私は現在、YMCメディカルトレーナーズスクールというところに所属しています。ヨガやピラティスのインストラクター、整体師、ベビーやアロマのセラピストなど、各種養成コースの運営を行う総合スクールです。

私の担当は主にヨガ部門であり、ヨガインストラクターを目指す人への授業、レッスンを行うことが業務です。実はこの仕事に就いたのは約5年前。それまではまったくヨガをしたこともなければ、興味もなかったといっていいでしょう。そんな私がなぜヨガ講師になったのか……?

自己紹介から、この連載を始めていきたいと思います。

40歳を目前にヨガインストラクターに

現在の仕事に就く前は、アパレル業界で働いていました。転職経験も一度あり、2社目で3年ほど勤めたのち、退職~休職期間を経て、現在の会社に入社しています。退職のきっかけは、何のために働いているのかが分からなくなったことです。

プライベートや人生設計も踏まえた上での転職だったのですが、「世間的に結婚もしなきゃいけないし、そのためにはもっと安定した会社が良いな」というような動機が大きかったかもしれません。

「〇〇しなくちゃいけない」
「常識的にはこうであるべきだ」

そんな観念も強かったように思います。

転職先では人や環境に恵まれ、やりがいを感じることも多くありました。その一方で、「本当にこの仕事がやりたいからやっているのか?」といった、ジレンマのようなものも抱えるようになりました。簡単に言えば、40歳を目前にして、“自分探し”が始まってしまったのです(笑)。
 
甘いと言われればそれまでですが、“風の時代”(内面の豊かさの価値が高まる時代のこと。占星術などで用いられる概念)も相まって、「自分の可能性を試してみたい」「ワクワクすることにチャレンジしてみたい」そういったマインドになっていました。

ヨガスクール社長からの誘い

そんな折にいただいた「ヨガスクールで働いてみないか?」という現在の会社からのお誘い。当時の社長が大変ユニークな方で、最初は「ヨガスクールの運営や営業の仕事を」との話だったのが、話が進むうちに「ヨガインストラクターやってみたら?」と職種がまったく変わっていました。

「いやいやヨガなんかやったことなんかないし、体も硬いし無理無理!」と思う反面、「何やら面白い話だな。試してみたいな」という気持ちが湧いてきたのです。

かくして、直感と楽観性に身を任せ、「やらせてください!」とお返事し、"体ガッチガチのアラフォー初心者"からヨガインストラクターを目指すことになったというわけです。

前途多難なヨガインストラクターへの道

ヨガインストラクターを目指すにあたり、まずはそのとき勤めていた会社を退職し、休職期間にとにかくヨガレッスンを受け続けました。なにせヨガはやったこともなければ、当時の私はあぐらで背中をまっすぐにしようとすると、後ろに転がってしまうくらいのガチガチな体だったから(お尻周りを中心とした筋肉の硬さが大きな要因)。

レッスンに参加することで「少しでも体を変えたい」「ヨガのことを知りたい」と、1日4~5レッスンを週5ペースで受けていたと思います。受ければ受けるほど、いかに自分の体が硬いのかを思い知り、体が柔らかい人と比較ばかりしていました。"人と比べる"は、ヨガのマインドとは反する考え方です。

もしかすると、趣味でヨガを続けるだけなら、もっと楽しみながら受けることもできていたかもしれません。1週間くらいで肩こりもなくなり、心身が晴れ晴れとしてきて、ヨガの効果も感じることができていましたしね。ただ、私は「ヨガインストラクターにならなければいけない」ため、焦りの気持ちも多かったです。

ヨガ資格取得のため、やむなくインドへ。ここでも前途多難が続く

そして、問題がもう一つ。ヨガの資格取得を休職期間中に考えていたのですが、一般的なヨガ資格は、今のようにオンラインで受けられるところもなく、だいたい1年近くかかってしまうところがほとんど。短期で取得しようとしたら、運転免許のように合宿コースで受けなければいけませんでした。

沖縄、ハワイ、バリ……いろいろな合宿先があるなかで、金額や日程などの条件面が合う場所は、たった一つしかありませんでした。その場所とは、ヨガ誕生の地・インドです。

今でこそ大好きなインド。しかし当時はインドへのネガティブな先入観と偏見にまみれていた私。きっとこのような事情が無ければ、人生で行くことはなかったでしょう(笑)。それでも、仕方ありません。そこしかなかったのですから。

こうして私は、ヨガの資格を取得するため、消去法でインドへ旅立つことになってしまったのでした。

……この続きは、また次回! NAMASTE(ナマステ)!

プロフィール

本田雄介(ホンダユウスケ)
YMCメディカルトレーナーズスクール所属/IHTA認定ヨガ講師

早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業後、アパレル業界に就職。転職やキャリアアップ、プライベートでも様々な転機を経て、いつしか働き方や生き方を見つめ直すように。ヨガの持つ心身への包括的なアプローチと効果も知り、現場発信に携わりたいと思い立つ。体ガチガチのアラフォーヨガ初心者から、ヨガインストラクターを目指して、インドでRYT200〜RYT500コース修了。

現在はYMCメディカルトレーナーズスクールにて、ヨガ・ピラティスレッスンや、ヨガインストラクターの養成講座を受け持つ。

本田雄介さんのInstagram
https://www.instagram.com/honhon180/

≪YMCメディカルトレーナーズスクール≫
ヨガやピラティス等のインストラクター養成スクール

Instagram
https://www.instagram.com/ymcmedical/

HP
https://ymcschool.jp/

<TEXT&PHOTO:本田雄介>

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