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自転車男子チームスプリント 世界選手権で初の表彰台 同じメンバーでパリ五輪の雪辱

2024年10月18日 03:00

自転車

自転車男子チームスプリント 世界選手権で初の表彰台 同じメンバーでパリ五輪の雪辱
 男子チームスプリントで銅メダルを獲得した(左から)長迫吉拓、太田海也、小原佑太の日本=コペンハーゲン郊外(日本自転車競技連盟提供・共同) Photo By 共同
 【自転車 世界選手権 ( 2024年10月16日    コペンハーゲン郊外 )】 トラック種目の大会が16日に開幕し、男子チームスプリントに長迫吉拓(ブリヂストン)太田海也、小原佑太(ともに日本競輪選手会)で臨んだ日本が銅メダルを獲得した。世界選手権のこの種目で日本が表彰台に立つのは初めて。予選3位の日本は1回戦でコロンビアを下し、3位決定戦でパリ五輪銀メダルの英国を破った。男子4000メートル団体追い抜きで、窪木一茂(ブリヂストン)らの日本は1回戦でカナダに勝った。17日の3位決定戦でドイツと対戦する。
 パリ五輪の自転車で表彰台を逃したトリオが快挙を達成した。長迫、太田、小原が世界選手権の男子チームスプリントで日本勢初のメダルを獲得。小原は「五輪で忘れてきたものを取り返せたのかな」と感慨に浸った。パリ五輪はスタートのミスが響いて1回戦で敗れて、無念の5位に終わった。今大会はパリの直後ということもあってトップ選手が欠場したチームもあったが、日本は五輪と同じ3人で挑み、チャンスを生かした。太田は「まだ70点ぐらいの走り。100点を出せれば、(五輪王者の)オランダを倒せる勢いだと思う」。力強く新たな一歩を踏み出した。

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