×

大橋悠依が引退会見「大満足の水泳人生」も自己採点は「95点」その理由とは

2024年10月18日 11:46

競泳

大橋悠依が引退会見「大満足の水泳人生」も自己採点は「95点」その理由とは
引退会見を行う大橋悠依(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 競泳女子の東京五輪個人メドレー2冠で、パリ五輪日本代表の大橋悠依(29=イトマン東進)が18日、都内のホテルで引退会見を開いた。
 この日は29歳の誕生日。グレーのパンツスーツ姿で登壇し「約21年間の競技生活は充実していて大満足の水泳人生でした。好きなことをこんなに長く続けることができて、夢にも思わなかったオリンピックの舞台で2冠に輝くことができて幸せでした。苦しいことも多かった水泳人生でしたが、最後は晴れやかな気持ちで引退を迎えることができて誇りに思います」とすがすがしい表情を浮かべた。

 競技人生の自己採点は「本当は120点と言いたいですが、やり残したというか、届かなかったことを挙げると、世界新記録の樹立。自分の中でもっと狙っていくべきだった。95点にしたいと思います」と説明。今後はイトマンスイミングの特別コーチに就任して後進の育成に注力する。大学院に進学して、スポーツ栄養学も学ぶ予定だ。

 大学2年で出場した15年日本選手権は200メートル個人メドレーで40人中最下位。引退を考えたが、貧血を克服すると一気にタイムが伸びた。17年世界選手権で銀メダルを獲得。21年東京五輪では日本女子初の夏季五輪2冠を達成した。その後はモチベーション維持や重圧に苦しみ、パリ五輪は準決勝敗退。9月の国民スポーツ大会がラストレースとなった。




 ◇大橋 悠依(おおはし・ゆい)1995年(平7)10月18日生まれ、滋賀県出身の29歳。草津東高から東洋大に進学し、平井コーチに師事。世界選手権は17年に200メートル個人メドレーで銀、19年に400メートル個人メドレーで銅を獲得した。21年東京五輪で女子個人メドレー2冠を達成。地元・彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」を愛する。陸上の桐生祥秀と同郷同い年で、中学時代から顔見知り。身長1メートル74。血液型B。

おすすめテーマ

スポーツの2024年10月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム