仙台育英 必勝リレーで12年ぶり3回戦!

2008年08月13日 06:00

野球

仙台育英 必勝リレーで12年ぶり3回戦!
<仙台育英・福井商>4回、橋本は空振り三振に倒れ、連続安打は「6」でストップ
 【仙台育英6-4福井商】仙台育英の1年生左腕・木村が2点リードの9回2死一塁から一塁走者をけん制で刺してゲームセット。96年以来12年ぶりの3回戦進出となった。この試合も宮城大会から5試合連続となる右腕・穂積との必勝リレー。5回1死満塁から救援し、押し出し四球で同点とされたが「ピンチとか気にしません」とその後は無失点に抑えた。3回戦で対戦する横浜の1年生・大石とは開会式で知り合ってからメル友となり「横浜は神様です。でも大石は絶対抑えます」と気合十分。1メートル77、85キロの体格でプロレスラーのボブ・サップに似ていることから「ボブ」と呼ばれている木村は、その巨体を揺らして強豪に立ち向かう。
 ≪橋本6連続打席安打!≫初戦で5打数5安打を記録した仙台育英1番・橋本は初回に左翼線二塁打。2回は四球で歩いたが、4回の第3打席で空振り三振に倒れ、連続打席安打は6で止まった。それでも6回には中前打するなど、今大会は9打数7安打、打率・778。中堅の守備でも8回に左中間の大飛球を好捕した主将は「記録が途絶えて逆にスッキリした」と次戦の横浜戦へ気持ちを切り替えていた。

 <福井商 北野監督「刀折れ矢尽きた」>甲子園35回目出場の福井商・北野監督は「刀折れ矢尽きた、という感じ。竹沢佳がああなると苦しい」と話した。先発の2年生エースが3回途中、4失点で降板。藤田、長谷川と1年生を続けて投入したものの経験不足を露呈した。昨秋から投手陣の編成に苦しんだチームで「甲子園1勝まで、よく成長してくれた」と北野監督。竹沢佳は「こんな投球では悔いが残る」と雪辱を誓っていた。

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