金村以来!報徳、27年ぶりのベスト8

2008年08月13日 16:48

野球

金村以来!報徳、27年ぶりのベスト8
<鹿児島実・報徳学園>2回裏報徳学園1死一、三塁、中村が右越えに先制二塁打を放つ
鹿児島実メンバー、成績
報徳学園メンバー、成績

 第90回全国高校野球選手権大会の12日目第4試合(3回戦)は、2試合連続1失点の鹿児島実と2試合連続サヨナラ勝ちの報徳学園(東兵庫)が対戦。
 終始先行した報徳が試合を有利に進め、7-3で快勝。金村義明投手(元近鉄など)を擁し、全国制覇した1981年以来、27年ぶりの夏のベスト8進出を果たした。
 報徳は2回、7番・中村の適時二塁打で先制すると、8番・中川がスクイズ、9番・籾山の左前適時打で3点を奪った。3、5回にも報徳は4番・井上の適時打で1点ずつ追加。鹿実は9回、3番・森田の2点本塁打で反撃したが、再三のチャンスを得点に結び付けられなかったのが痛かった。

 ▼報徳学園・井上中堅手(3安打3打点)「3安打はたまたま。近田が制球で苦労していたので、打線が頑張れてよかった」

 ▼報徳学園・西郷三塁手(2回戦まで無安打も、この日2安打)「初安打が出てほっとした。積極的に振っていく意識が結果につながったと思う」

 ▼鹿児島実・森田中堅手(9回に2点本塁打)「悔いが残らないようにフルスイングを心掛け、打った瞬間に入ったと思った。最後の打席は良かったが、勝ちたかった」

 ▼鹿児島実・湊崎捕手(7失点に)「中軸を注意しようと思ったが、1番から9番まで振りが鋭かった。ベース上だけで勝負してしまった」

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