中日・大野 3年越し巨人戦白星 連敗5で止め「めっちゃ久しぶり」

2016年04月09日 05:30

野球

中日・大野 3年越し巨人戦白星 連敗5で止め「めっちゃ久しぶり」
<中・巨>完投勝利の大野(中央)は笑顔でナインとハイタッチ
セ・リーグ 中日3―2巨人
(4月8日 ナゴヤD)
 鬼門を突破した。中日・大野が5安打2失点の完投で、5連敗中だった巨人から14年7月25日以来、登板9試合ぶりの勝ち星をつかんだ。しかも、昨年7月8日の阪神戦以来となる一人で投げ切ってのものだ。

 「(巨人の意識は)リセットして臨みました。巨人に勝つのはめっちゃ久しぶり。最後まで投げられたことはうれしい」

 2回に大田に先制2ランを浴びた。しかし直後の2死一、三塁でみずから反撃の一打となる左前適時打。同学年で親交のある前田(ドジャース)が投打の活躍でメジャー初勝利を飾り、「本塁打はテレビで見ていました。ボクもと思ったけど、全然違う方向にいきましたね」と笑った。

 6日のDeNA戦でプロ初完封した後輩からも刺激を受けている。「一番は小熊の完封。仲良くしている後輩なので、ボクもと思っていた」

 引き分けを挟む4連勝。貯金2は昨年4月25日以来、349日ぶりだ。「あすはボクの師匠の吉見さんなので、やってくれると思います」。3人は昨年まで自主トレを共にした師弟関係。その“次男”にあたる大野が、9日の右肘手術明け復帰登板となる“長男”に最高の流れでつないだ。(細川 真里)

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