米名物売り子 高い意識で驚異のビール販売実績「あと10年は続ける」

2016年04月09日 14:01

野球

米名物売り子 高い意識で驚異のビール販売実績「あと10年は続ける」
オリオールズのロゴマークを背景に売り子がビールを手にする (AP)
 米国の公共ラジオ局NPR(電子版)は8日、オリオールズの主催試合で長年、ビールの売り子としてトップの売り上げを誇る男性を紹介した。
 「ファンシー・クランシー」の愛称でファンから親しまれているこの男性は、高校生だった1974年に売り子を初め、これまでの42年間でなんと100万杯以上のビールを売ったという。

 「なぜこの仕事を始めたかは覚えていない」というビール売りの達人は、大学時代、陸上短距離の選手だったそうで、「他の売り子よりも早く動いたものさ。あとは、口達者だったこともファンをひきつけたのかな」と笑顔を見せた。

 本人の話ではビールの売り子はプロのアスリートと同じ意識を持つことが必要とのこと。「常に体調を整え、オフシーズンにはトレーニングするのさ。仕事中はビールを担ぎながら観客席を動き回らなければいけないからな」と誇らしげに売り子の心得を語り、再び白い歯をのぞかせた。

 日本流に言えば、還暦世代だが、「体が健康であれば、あと10年は間違えなくいけるよ」とまだまだビール売りに意欲を見せるファンシー・クランシー。アスリート顔負けの高い意識で仕事に臨む限り、その言葉を現実的なものとして受け手は捉えるだろう。

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