またケガ人…巨人・小林誠 骨折で前半戦絶望 16日死球で負傷

2016年06月23日 06:10

野球

またケガ人…巨人・小林誠 骨折で前半戦絶望 16日死球で負傷
16日の楽天戦で左肩付近に死球を受ける小林誠
 またも故障者――。巨人の小林誠司捕手(27)が22日、出場選手登録を抹消された。この日、都内の病院で精密検査を受け「左肩甲骨棘下窩(きょくかか)骨折」と診断された。全治は約1カ月とみられ、前半戦は絶望。8月の1軍復帰を目指していく。
 開幕からマスクをかぶってきた正捕手の小林誠は、16日の楽天戦(東京ドーム)の第3打席で左肩付近に死球を受けていた。その後もプレーを続け、翌日のロッテ戦(東京ドーム)では菅野とバッテリーを組んだ。だが、患部は悲鳴を上げていた。

 18日はアーリーワークだけで全体練習を回避。「大丈夫です。何でもないです」とけむに巻いていたが、翌日も練習を回避した。この日は全体でのアップのみに参加。その後は高橋監督や村田ヘッドコーチらと話し、ロッカールームへ下がった。

 今季は開幕から65試合出場。打率・197、15打点だった。配球、打撃面に課題もある中、首脳陣は成長に期待して辛抱強く起用した。今後について「現状は2人(相川、実松)でと考えている」と村田ヘッドコーチ。状況次第で阿部の捕手復帰の可能性も出てきた。

 扇の要の長期離脱。マイコラスの今季初登板が25日のDeNA戦(横浜)に迫る一方で、この日はポレダも再び離脱。他にもクルーズやアンダーソン、亀井、立岡、桜井も2軍調整中。現有戦力を把握するため2軍戦を視察した高橋監督は「ケガしている選手を使うわけにはいかない」と話した。

 相次ぐ故障でベストメンバーには程遠い。苦しい状況下で、24日にリーグ戦は再開する。

おすすめテーマ

2016年06月23日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム