前橋育英・荒井監督 スタメン初起用の田中先制打「コツコツ努力する選手、嬉しい」

2017年03月20日 17:18

野球

前橋育英・荒井監督 スタメン初起用の田中先制打「コツコツ努力する選手、嬉しい」
センバツ初勝利で校歌を歌い、アルプスの応援団にあいさつに向かう前橋育英ナイン Photo By スポニチ
 【第89回選抜高校野球大会 1回戦   前橋育英5―1中村 ( 2017年3月20日    甲子園 )】 6年ぶり2回目出場の前橋育英(群馬)が、40年ぶり2回目の出場となる21世紀枠の中村(高知)を5―1で下しセンバツ初勝利を挙げた。荒井監督は試合後「6年前は1回戦で負けたので、勝って校歌を歌いたかった」と春1勝を喜んだ。
 スタメンに初起用した7番田中が先制打など2安打2打点。「初めてとなる公式戦ベンチで、初スタメンとなったが、コツコツと努力する選手で力をつけてきていた。結果を出してくれて嬉しい」と称えた。

 投手陣は丸山、皆川、根岸の継投で相手打線を封じた。先発の丸山は5回まで得点を許さず。2番手・皆川は6回の交代直後、得点圏に走者を背負ったが無失点で切り抜けた。8回からは3番手・根岸がマウンドに上がり好投した。指揮官は「先発の丸山は初回(先頭打者への)死球があったが、見事に切り抜けた。皆川は(6回のピンチを)なんとか零点にしのいだのが大きかった。根岸は公式戦での経験がほとんどなかったが、コツコツやってきた成果だと思う」と3投手をねぎらった。

 昨秋のエースだった吉沢が負傷で離脱したが「3選手でなんとかいけそうなイメージができた。吉沢がいない中、チーム力で頑張りたい」と次戦も総力戦で臨む決意を示した。

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