キャッチボール再開の大谷 絶対に避けたい“来季の手術”

2018年07月21日 08:30

野球

キャッチボール再開の大谷 絶対に避けたい“来季の手術”
エンゼルスの大谷(AP) Photo By AP
 【記者の目】エンゼルスは現在、地区首位と14ゲーム差の4位。プレーオフ進出が極めて厳しい中で、大谷を投手として復帰させる理由は何か。来季以降に向け、本当に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)が必要ないのかを確認するためだ。球団事情に詳しい地元紙の記者は「10月のアリゾナ秋季リーグで投げる可能性もある」と予想する。
 理想は当然、手術なしでプレーすること。しかし、エ軍はエース右腕のリチャーズで失敗した。16年に右肘を痛めて保存療法を続けてきたが改善せず、手術を受けることが今月に決まった。復帰は20年の予定。16〜18年の合計はわずか6勝だ。手術すると1年半近く実戦から遠ざかるが、100マイル(約161キロ)超の球速を含め、完璧な状態で復帰できる可能性が高まる。「チームに最も必要なのは、エース級の先発投手としての大谷。一番避けたいのは来年の春季キャンプやシーズンに入り、手術を余儀なくされるパターン」と前出の記者。球団は経過を注視していく。 (奥田秀樹通信員)

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