森がっくり…ソフトBまた借金 守護神10戦ぶり失点…ハムに負け越し確定

2018年08月12日 05:30

野球

森がっくり…ソフトBまた借金 守護神10戦ぶり失点…ハムに負け越し確定
<ソ・日>9回1死満塁、田中賢に中前適時打を打たれガックリの森(左から3人目)(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク1―3日本ハム ( 2018年8月11日    ヤフオクD )】 7月26日以来の貯金はならなかった。1―1の9回から登板したソフトバンクの守護神・森が、3安打を集中され2失点。「打たれた球は甘かった。僕のせいで負けた。申し訳ない」と責任を背負った。今季44試合目の登板で10試合ぶりに失点し、今季4敗目を喫した右腕に、工藤監督は「9回を託している投手が打たれたらチームとしてしようがない」とかばった。
 打線は相手を上回る9安打を放ちながら10残塁と決定打を欠いた。藤本打撃コーチは「いいところで一本が出ていれば。1点じゃ勝てない」と悔やんだ。日本ハム戦は5勝13敗となり、2年ぶりのカード負け越しが決まった。

 手痛い逆転負けの中、今季2度目の先発となったルーキー・大竹は、本拠地デビュー戦で6回5安打1失点の好投を見せた。5回にアルシアに一発を許したが、先発の役割は果たし「前回と比べると調子は良くありませんでした。試合中にうまく修正できたと思います」と収穫を口にした。

 2位・日本ハムとは6・5ゲーム差。苦境に立たされる工藤監督は「終わったゲームより何とか明日、勝って5割に戻して再スタートしていかないと」と切り替えを強調した。

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