学法福島 逆転サヨナラ勝ちで53年ぶり3回目の優勝

2019年09月24日 16:58

野球

学法福島 逆転サヨナラ勝ちで53年ぶり3回目の優勝
<学法福島・福島成蹊>53年ぶりの優勝を決め、スタンドへ駆け出す辻垣(左)ら学法福島ナイン Photo By スポニチ
 【第71回秋季東北地区高校野球福島県大会   学法福島3―2福島成蹊 ( 2019年9月24日    白河グリーンスタジアム )】 第71回秋季東北地区高校野球福島県大会の決勝が24日、白河グリーンスタジアムで行われた。“県北支部対決”となった一戦は学法福島が福島成蹊に3―2で逆転サヨナラ勝ちを収め、53年ぶり3回目の優勝を収めた。
 雨が降り出した9回の土壇場で相手の暴投から2―2の同点とし、迎えた2死二塁。辻垣高良(2年)が真っすぐを叩き、打球は左中間へ。サヨナラ勝ちを決めた辻垣は立ち尽くした。「自分がこんなサヨナラを打てるなんて思っていなかった。びっくりして立ち尽くした」。本人も驚きの一打を放ち、その後、スタンドへ指差しポーズを見せた。投げては先発し、127球の2失点完投勝利。9回には雨の影響でボールが抜けたが、「1点はしょうがない」という気持ちで6回に2点失った以降も、冷静に抑えきった。

 1966年(昭41)の学法福島工業時代に優勝して以来、県制覇は53年ぶり。東北大会出場は8年ぶりとなる。辻垣は「歴史を変えられたのはうれしい。東北大会でも1点はOKという気持ちで楽に投げたい」と少数精鋭の16人で初のセンバツ出場を目指していく。

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