コロナ感染の阪神・長坂が退院 当面ホテルで待機 感染3選手全員が退院
2020年04月09日 05:30
野球
「このたびはファンの皆様をはじめ、球界関係者の方々、そして多くの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。今後は今まで以上にプロ野球選手としての自覚を持って生活し、一生懸命野球に取り組んでまいります」
「プロ野球選手としての自覚」と口にしたのは、感性拡大を疑われるのが3月14日の伊藤隼、藤浪を含む大人数で開いた会食だからだ。味覚、嗅覚の障害だけだった2人と違い、長坂は3月18日に発熱で練習を休んでおり、当時は風邪と診断されていた。結果的に最も長期間にわたってウイルスに苦しめられることになった。
もっとも、退院しても当面は関西圏内のホテルの部屋で待機。通院も義務づけられ、入院時と大差のない生活を強いられる。谷本球団本部長は「良かったですね。かなり時間がかかりましたが…」とまずは安どの表情。その上で全選手が退院しても、活動再開を早める要因にはならないことを強調した。
「保健所の方から言われている濃厚接触者という定義だけでなく、球団内でもそれ以外の接触者を含めて(隔離などを)やっています。球団的にも一段落ということでもない。もう少し時間がかかる」
7日には球団幹部と矢野監督、平田2軍監督と今後の対策を協議し、当面の活動停止を確認。球界初の感染者を出しただけに、細心の注意を払いながら今後の動きに対応していく。(山添 晴治)
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