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プロ野球選手会 コロナ基金で支援へ 全選手、OBらに寄付呼び掛け、すでに3500人以上参加

2020年04月09日 05:30

野球

プロ野球選手会 コロナ基金で支援へ 全選手、OBらに寄付呼び掛け、すでに3500人以上参加
選手会長の炭谷 Photo By スポニチ
 日本プロ野球選手会は8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の支援へ、所属する全選手に呼び掛け、寄付活動を始めたと発表した。クラウドファンディング大手「READYFOR」が3日に立ち上げた「新型コロナウイルス感染拡大防止活動基金」を通じて寄付。医療機関や研究開発、子供たちの支援などに使われるという。
 選手会長を務める炭谷(巨人)は「12球団の選手会長と相談し、全選手にこの基金について案内しました」。日本人大リーガーや著名OB、スポーツ文化人らにも支援を呼び掛け、ツインズ・前田やレッズ・秋山らが賛同するとみられる。寄付は1口1000円からで上限はなく、総額がいくらに上るかは不明。8日時点で3500人以上、5000万円以上に上っている。

 賛同する選手は動画でファンへのメッセージや寄付の呼び掛けなども行う。ソフトバンク・柳田、オリックス・吉田正、西武・森らが既に動画で呼び掛け、支援の輪はファンへも広がってきている。「一日も早く日常を取り戻せるように、最高のプレーを見せられるように、選手は全力で取り組んでいきます。一緒に乗り越えましょう」と炭谷会長。一致団結してウイルス禍に立ち向かう。

 ▼日本ハム・中島選手会長 何かできればいいと思っていた。多くの選手が参加するので、役に立てればいい。

 ▼広島・田中広選手会長 ファンの皆さんに応援されて助けてもらいながらやっているので、こういうときに少しでも恩返ししたい。

 ▼中日・京田選手会長 プロ野球、皆で社会に貢献できるようにしたい。

 ▼オリックス・若月選手会長 この状況を一緒に乗り越えましょう。(自身のツイッターから)

 ▼オリックス・吉田正 支援に協力しました。皆さんもぜひ協力してください。(自身のツイッターから)

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