西武・森脇4勝目!2年目イケメン中継ぎ右腕 豊田コーチの言葉で“変身”

2020年09月26日 05:30

野球

西武・森脇4勝目!2年目イケメン中継ぎ右腕 豊田コーチの言葉で“変身”
<西・楽>7回から登板した森脇(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武5―4楽天 ( 2020年9月25日    メットライフD )】 西武は4回から3イニング連続で失点し同点に追いつかれていた。相手に行きかけた流れを引き寄せたのが、3番手で7回に登板した森脇だ。「同点に追いつかれゼロで抑えないといけなかった。うまく制球でき(捕手の森)友哉とも配球がマッチしていた」。2年目右腕はうなずいた。
 1番から始まった打順で、140キロ台後半の直球で押し込み先頭の田中を二ゴロ、鈴木大を三飛に仕留めると、浅村は133キロのカットボールで三ゴロに抑えた。わずか13球で3者凡退に抑え、打線はその裏に勝ち越し。4勝目を手にした。

 今季は開幕からリードされた展開で起用されてきたが、8月以降はリードした7回を担う。自信をつかむ転機となったのは8月14日の楽天戦。6回に登板して1回を1失点だったが、かつて抑えで活躍した豊田投手コーチから「全て三振を奪う気持ちで投げろ。中継ぎは内野ゴロ併殺打を取るより、三振2つを取るんだ」と助言された。

 「目からウロコだった」。同23日オリックス戦で今季初ホールドを手にし、そこから12試合で4勝5ホールド。9月は7試合連続無失点で、その間四死球は一つもない。ストライクゾーンで勝負し、防御率も1・19まで上昇した。

 チームではトップクラスのイケメン。選手の活躍を紹介している球団公式LINEで、最も多く「いいね」を稼ぐのが森脇だ。人気も急上昇中の右腕に辻監督も「日に日に(信頼は)増している」と話した。

 昨季を上回る30試合目の登板となったが、28歳は「自分の結果よりチームの勝利に貢献したい」と献身的に言った。(大木 穂高)

 ◆森脇 亮介(もりわき・りょうすけ)1992年(平4)7月13日生まれ、京都府福知山市出身の28歳。塔南から日大、セガサミーを経て18年ドラフト6位で西武入団。1年目の昨年5月15日のソフトバンク戦でプロ初勝利を挙げた。1メートル75、70キロ。右投げ右打ち。

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