鎌倉学園・増島がこだわった直球の質 好投で33年ぶり秋季関東大会導く

2020年09月26日 13:30

野球

鎌倉学園・増島がこだわった直球の質 好投で33年ぶり秋季関東大会導く
<鎌倉学園―桐蔭学園>直球を低めに集めた鎌倉学園・増島(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【秋季高校野球 神奈川大会準決勝   鎌倉学園10―0桐蔭学園 ( 2020年9月26日    サーティーフォー保土ケ谷球場 )】 鎌倉学園が桐蔭学園に10―0の5回コールド勝ちで決勝進出。33年ぶりの秋季関東大会出場を決めた。
 先発の増島は直球を低めに集める丁寧な投球で3回まで桐蔭学園打線を無安打に封じるなど、5回2安打無失点の好投。

 1メートル73の全身を使って投げる直球がさえた。最速137キロの右腕は直球の質を追求してきた。昨冬から5キロのトレーニングボールで握力を鍛え、リリースで押す感覚をつかみ、伸びる直球を習得した。

 4回に無死満塁のピンチを招くも自信は揺らがない「ボールは低めに集まっている。直球は打たれる気がしなかった」。二死を取ると最後は低めから伸びる直球で空振り三振に斬った。

 あすの決勝に向け背番号10は「直球が低めに決まれば抑える自信はあります」と言葉に力を込めた。 

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