ソフトB・森「緊張した」リーグ優勝“初の胴上げ投手” 39球を要し歓喜の瞬間「やっと終わった」

2020年10月28日 05:30

野球

ソフトB・森「緊張した」リーグ優勝“初の胴上げ投手” 39球を要し歓喜の瞬間「やっと終わった」
<ソ・ロ>優勝を決め、森を抱える甲斐(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク5-1ロッテ ( 2020年10月27日    ペイペイD )】 守護神・森は最後の1イニングを抑えるのに39球を要した。百戦錬磨の右腕。9回、5点リードでも力が入った。「リーグ優勝(が懸かった試合)でマウンドに上がったことがない。緊張した」。1点を失い、最後は2死満塁で昨季までの同僚の福田秀を二ゴロ。捕手の甲斐に抱きかかえられ、「やっと終わった」とホッと息を吐いた。
 コロナ禍の影響で指揮官の胴上げはなかったものの「胴上げ投手」はこの男以外にいない。今季は「100ホールド&100セーブ」をダブルで達成。この日が47試合目の登板で、タフネス右腕は「ずっと続けている。50試合は投げたい」と入団から7年連続の大台へ意欲を見せた。

 CS、日本シリーズへ向けては「今日みたいな投球をしないよう、しっかり準備をしたい」と気合を入れ直した。これからも「最後の壁」として相手の前に立ちはだかる。

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