ヤクルト・小川が7回3失点で5勝目、通算80勝 連続無失点は23イニングでストップも

2021年05月29日 17:28

野球

ヤクルト・小川が7回3失点で5勝目、通算80勝 連続無失点は23イニングでストップも
<オ・ヤ1>先発登板し好投を見せる小川(撮影・後藤正志) Photo By スポニチ
 【交流戦   ヤクルト7ー4オリックス ( 2021年5月29日    京セラD )】 ヤクルトは29日、オリックスに7―4で勝利した。先発の小川泰弘投手(31)が7回9安打3失点で4連勝となる5勝目で通算80勝目を挙げた。打線は序盤に5点を奪うなど、12安打7得点と爆発した。
 小川は初回は1死から宗に中前打を許したものの、続く吉田正をチェンジアップで遊ゴロ併殺に仕留めて見せた。2回を3者凡退に退けると、3回は1死から3連打を許し満塁の危機を迎えたが、宗をフォークでニゴロ併殺に斬った。4回は先頭・吉田正に左前打、2死から杉本に遊撃内野安打を許したが、紅林をカットボールで遊ゴロに退けた。5回、6回は3者凡退。7回は先頭・T-岡田、紅林の安打で2死一、三塁に代打・モヤに右翼席への3号3ランを浴びた。15日中日戦から続いていた連続無失点は23イニングで途切れたものの、続く福田をカットボールで見逃し三振に斬った。

 8回は石山が登板したが、2死からロメロの右前打と失策で2死三塁とすると、T-岡田に中前適時打を浴びたため、清水へとスイッチ。清水が杉本をフォークで空振り三振に仕留めると、9回はマクガフが3者連続三振で締め、5セーブ目を挙げた。

 打線は初回、無死満塁から村上の左犠飛、オスナのニゴロで2点を先制。2回にはサンタナの5号ソロ、1死一塁から塩見の左翼線適時二塁打、中村の中前適時打で3点を加えた。5回、8回にはオスナの左翼線適時打と中越えの3号ソロでダメを押した。


 ▼ヤクルト・小川 「昨日(チームが)悔しい負け方をして、どんどん振ってくる打線だと思っていたので、自分の投球をしっかり、直球を使って攻めていくことを意識して投げた。早い段階で得点を取ってくれたので楽に投げることができ、その中で守りに入らず攻める意識を持って投げられたことが良かった。(3回1死満塁の併殺は)すごく大きかった。ピンチでゴロでアウトを取るというところは自分のスタイル。何とか流れを引き込むことができたのかなと思う」

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