巨人・原監督「悔しいだろうけど、これをバネにしていこうじゃないかと」 侍ジャパン辞退の菅野を思いやる

2021年07月03日 22:07

野球

巨人・原監督「悔しいだろうけど、これをバネにしていこうじゃないかと」 侍ジャパン辞退の菅野を思いやる
巨人・菅野(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 巨人は3日、東京五輪に出場する侍ジャパンメンバーに内定していた菅野智之投手(31)がコンディション不良のため代表辞退する意向を侍ジャパン側に伝えたと発表した。
 3―1で勝利したDeNA戦(神宮)後、取材に応じた巨人の原辰徳監督(62)は「本人は悔しいでしょうけどね。苦渋の決断であり、本人も最善の中で、代表チームの一人としてそういう決断をしたということでしょうね」とコメント。

 本人と話したか?という質問には「結果報告は。こういう形で稲葉監督とお話ししましたと、いうことでね。悔しいだろうけど、これをバネにしていこうじゃないかと。本人が一番悔しいでしょうしね」と監督として、おじとしてエースの胸中を思いやった。

 菅野は球団を通じて「一人の野球人として、オリンピックのマウンドで投げることは大きな憧れであり目標のひとつでした。辞退することになり、本当に残念でなりません。今シーズン調子が上がってこない中でも選んでくださった稲葉監督、コーチのみなさんには本当に感謝しています。その期待に応えることができないこと、そして応援してくださったファンの方にマウンドへあがる姿を見せることができないことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。日本代表の仲間たちとともに戦うことはできませんが、金メダルをとることを願って精一杯応援します」とコメントしている。

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