大垣日大 初戦で21世紀枠の只見と激突 77歳の大ベテラン阪口監督「やったるという気持ち強い」

2022年03月04日 16:28

野球

大垣日大 初戦で21世紀枠の只見と激突 77歳の大ベテラン阪口監督「やったるという気持ち強い」
阪口慶三監督を中心に抽選会の様子を見守る大垣日大ナイン Photo By スポニチ
 大垣日大(岐阜)は大会4日目の第3試合で、21世紀枠の只見(福島)と初戦を戦うことが決まった。率いる77歳の阪口慶三監督にとっては、33回目の甲子園出場。大ベテランの指揮官らしく、冷静に感想を口にした。
 「日程的には4日目で申し分ない。(甲子園は)33回目になるが、1回目と全く変わらず、甲子園と聞いただけで鳥肌の立つような野球人ですから最高の喜び。やったるという気持ちが強い」

 東海地区では日大三島(静岡)と同準優勝の聖隷クリストファー(同)の順当選出が予想されていたものの、選考の結果、同4強の大垣日大が選出された。前年東海大会の準優勝校、優勝校が順当に選出されなかったのは、78年大会以来44年ぶりの事態で賛否両論が巻き起こっていた。それだけに、グラウンドで結果を残したい思いは例年以上に強い。

 「一度は空中戦をやってみたい。いつもは地上戦だが、外野の頭を越えるような野球をやらせたい」

 不敵に口にする指揮官は、1キロの超重量バットを注文し、冬場ナインにスイングを課してきた。自信は大きい。孫の高橋慎(1年)との“祖父孫鷹”での甲子園出場。「孫はかわいいね。その孫と甲子園に行けるということは最高の喜び」。その時だけは少し表情を崩し、祖父の顔に戻っていた。

おすすめテーマ

2022年03月04日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム