王者の貫禄!長曽根ストロングス 山口が投打活躍で4強入り、連覇へ手応え十分

2022年08月13日 05:00

野球

王者の貫禄!長曽根ストロングス 山口が投打活躍で4強入り、連覇へ手応え十分
<豊上ジュニアーズ・長曽根ストロングス>長曽根ストロングス先発の山口 Photo By スポニチ
 【高円宮賜杯第42回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント準々決勝   長曽根ストロングス5ー1豊上ジュニアーズ ( 2022年8月12日    駒沢 )】 駒沢など都内2会場で3試合が行われ、ベスト4が出そろった。前年度優勝の長曽根ストロングス(大阪)は、主将兼エースの山口寛太(6年)が先制二塁打を放つなど、投打に活躍。豊上ジュニアーズ(千葉)を5―1で下した。中条ブルーインパルス(石川)は、4―3でレッドサンズ(東京第1)にサヨナラ勝ち。また、越前ニューヒーローズ(福井)は体調不良者が出たため、熊谷グリーンタウン(埼玉)の不戦勝となった。
 控えめなガッツポーズだった。6回2死一塁。最後の打者を力ない投飛に打ち取ると山口は、顔の前で右拳を握った。

 「去年は初めての全国大会で緊張していたけど、今年は緊張しないでできている。(援護で)楽に投げられたのでチームメートに感謝しています」。

 「3番・投手」で先発した山口は、マウンドに上がる前に一仕事だ。初回無死二、三塁から、左中間を破る先制の適時二塁打。「打った瞬間、抜けると思った。試合展開を進めるために先制点を取りたかった」と二塁上でガッツポーズを繰り出した。投げては2回1死まで1四球のみで一度、捕手に回り、4回に再登板。ここまで3試合で計50点だった豊上ジュニアーズの強力打線に対し、計4回1/3を投げ1安打1失点(自責なし)で4強入りに貢献した。

 前年優勝から連覇と、8度目の優勝を目指す夏。「(調子は)良い方。上がってきていると思います」とあと2勝に迫った頂点へ、手応え十分だった。

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