日本ハム・中島“超絶美守”でノーノー援護 ベテランの意地「自分の特徴は守備と走塁なので」

2022年08月27日 18:10

野球

日本ハム・中島“超絶美守”でノーノー援護 ベテランの意地「自分の特徴は守備と走塁なので」
<日・ソ>8回、野村大の遊ゴロを一塁に送球する中島(撮影・高橋茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム2―0ソフトバンク ( 2022年8月27日    札幌ドーム )】 日本ハムの中島卓也内野手(31)が“超絶美守”で、コディ・ポンセ投手(28)のノーヒットノーランをお膳立てした。
 快挙まであとアウト6個に迫った8回先頭、野村大が放った打球は中堅方向へ。抜けそうな当たりを遊撃の中島が左手グラブを懸命に伸ばして掴むと、回転しながら見事な送球で安打を阻止した。これにはポンセも帽子を取って最敬礼。誰もが偉業を確信する1プレーに、球場中が拍手に包まれた。

 「ポンセはゴロピッチャーなので。良いリズムで投げてくれたので、いい守備もできた。あそこ(8回は)で先頭を出したら流れががらっと向こうに行ってしまう。ああいうプレーでアウトに出来たのは良かったかなと思います」

 今季でプロ14年目を迎える中島。15年ベストナイン&盗塁王、16年日本一と長年チームの正遊撃手を張ってきたが、今季は若手の台頭もあり出場機会を減らしてきた。「まずは守備から。これが全試合できればいい。自分の特徴は守備と走塁なので、そこはしっかりやらないと」。簡単にポジションは明け渡さない。そんなベテランの意地が、垣間見えたプレーだった。

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