国学院大の153キロ右腕・田中千晴がリーグ戦初白星「命を懸ける気持ちでマウンドに立った」

2022年09月11日 14:35

野球

国学院大の153キロ右腕・田中千晴がリーグ戦初白星「命を懸ける気持ちでマウンドに立った」
嬉しいリーグ戦初勝利を挙げた国学院大・田中千(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【東都大学リーグ第2週第2日   国学院大4―0中大 ( 2022年9月11日    ZOZOマリン )】 国学院大が中大を4―0で下し、2連勝で勝ち点を獲得した。
 先発した最速153キロ右腕・田中千晴(4年=浪速)は5回を4安打無失点の好投。プロから将来性を高く評価される1メートル90の長身右腕はリーグ戦初白星を挙げ「自分にとっても、チームにとっても大事な一日。命を懸けるくらいの気持ちでマウンドに立っていた。ゼロで抑えられて本当に良かったです」と笑顔を輝かせた。

 最速で149キロを計測した直球と鋭く落ちるフォークを軸に4三振を奪い「しっかりストレートを投げ切れた。球速は気にせずに投げている」と大きく胸を張った。鳥山泰孝監督は「高校時代の田中千晴を知っている人が、今の別人になっている姿を知ったらビックリするんじゃないですかね」と大学で急成長した男の成長を喜んだ。

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