DeNA・大貫 もう「豆苗」は似合わない!6回6安打1失点で自己最多11勝目

2022年09月19日 05:30

野球

DeNA・大貫 もう「豆苗」は似合わない!6回6安打1失点で自己最多11勝目
<巨・D>11勝目を挙げた大貫(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA3―1巨人 ( 2022年9月18日    東京D )】 「豆苗」のニックネームはもうDeNA・大貫には似合わない。6回6安打1失点で、チームの連敗と自身の連敗をともに「3」で止めた右腕は「強い意識を持って投げた」と胸を張った。細身の体は変わらないが、自己最多11勝目は太い芯が通った投球だった。
 4回2死一、三塁で打席は大城。先制危機で次打者は投手だが、大貫はマウンドに来た斎藤チーフ投手コーチに「勝負したいです」と伝えた。ベンチも思いは同じだった。強気で攻めた結果、大城にはフルカウントから四球で満塁としたが、続く山崎伊を136キロのスプリットで3球三振に仕留めた。

 今季からチームに同行するメンタルスキルコーチに相談するなど、精神面の成長が大貫を支える。走者がいなくてもクイックモーションを使うなど「工夫して要所を締められた」。三浦監督も「見本のような投球」と絶賛。リーグトップの阪神・青柳、巨人・戸郷の12勝に、あと1勝と迫った。首位ヤクルトの背中は遠いが、大貫は「一つずつ白星を重ねたい」と前だけを見た。(君島 圭介)

おすすめテーマ

2022年09月19日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム