巨人・桑田コーチ 自責1で7敗目の戸郷に「勝たしてやりたいですよねえ、本当ね…胸が痛くなるね」

2022年09月24日 17:23

野球

巨人・桑田コーチ 自責1で7敗目の戸郷に「勝たしてやりたいですよねえ、本当ね…胸が痛くなるね」
<中・巨>5回、3バントスクイズに失敗し悔しがる戸郷(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2022年9月24日    バンテリンD )】 巨人の戸郷翔征投手(22)が中日戦(バンテリンD)に先発登板。6回103球6安打6奪三振2失点(自責1)と粘りの投球を見せたが、リーグ単独トップとなる今季13勝目はならず今季7敗目を喫した。
 試合後の桑田真澄投手チーフコーチ(54)との一問一答は以下の通り。

 ――戸郷は責められない。

 「いいピッチングをしましたよね。あの~、大事な試合で、相打投手の小笠原君もいいピッチングをしていたので、それを見ながらしっかり投げていましたよね」

 ――状態はどう見えていた。

 「まあ普通ですよね。まあ、いつも言っているようにローテーションピッチャーは普通であれば試合をつくってくれますので。普通の状態でスピードも出ながら変化球も操っていますので。いつも、今年何回も言っているんですけど、戸郷に勝たしてやりたいですよねえ、本当ね。こういう試合が戸郷の時はなぜか多くなってしまってね。テンポも良く投げていますし、本当にしっかり抑え切ってね、クオリティースタートをずっと続けて。なんか本当に胸が痛くなるね。そういう試合でしたね」

 ――初回の二塁への送球エラーは走者がスタートを切っていたのが見えていてああなったのか。

 「そうですね。慌てたと思うんですけど、反省としてはピッチャーは投げるだけじゃなくて、守備でもアウトが取れる。そしてバントバッティングもセ・リーグでは大事なんだという話をずっとしてきて、キャンプから取り組んできたので。今日はもう少し右打者だというのが頭の中にあればね、セカンドはセーフでもファーストはしっかりアウトを1つ取れるということでね、そこは戸郷ともさっき反省会をしたんですけどね。まあでも、勝ちたかった、勝たせてあげたかったなと思います」

 ――以前から桑田コーチがおっしゃっているように、いい投手と投げ合う中で乗り越えていかなきゃいけない壁になる。

 「そうですね。いつも0点で抑えるというのはできないので、最善を尽くしたピッチングだと思います。また途中からギアを上げて相手の小笠原君にね、ピッチングをよく見ながらね、これはなかなか点が取れないなというのを感じてギアを上げてね、投げていったので、そういう姿を見て頼もしく思っていたんですけどね。本当に勝たせてあげたかったというのが正直な気持ちですね」

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