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巨人・大勢 来季さらなる活躍へ、W杯での同郷のヒーローから刺激「やっぱり凄い」

2022年12月02日 15:08

野球

巨人・大勢 来季さらなる活躍へ、W杯での同郷のヒーローから刺激「やっぱり凄い」
巨人・大勢 Photo By スポニチ
 巨人・大勢投手(23)が2日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1600万円から4100万円アップの5700万円でサインした。
 ドラフト1位で入団した1年目の今季は、開幕戦で初登板初セーブを挙げるなど、新人最多タイ記録の37セーブをマーク。球団では2011年の沢村拓一以来、11年ぶりとなる新人王を獲得するなど飛躍を遂げ、年俸の大幅アップを手にした。しかし「まだまだ成長しないといけない」と気の緩みはなし。刺激となったのは、日本の歴史的勝利の原動力となった同郷のヒーローだった。

 この日、深夜から早朝にかけて行われたサッカーW杯カタール大会1次リーグ・スペイン戦。後半開始から出場し、同点ゴールを決めた堂安に心を揺さぶられた。「見ていました。堂安さんは一緒の兵庫県民。ゴール決められていて、やっぱり凄いなと。自分も頑張ろうと思いました」。同じ兵庫県出身で年齢は大勢が1学年下。世界を驚かせた背番号「8」から、これ以上ない刺激を受けた。

 来季に向け「(セーブが)今年は37だったので、37以上はしたい。目の前のことを積み上げていった結果が、そういう結果になれば」と数値目標を挙げる。「(クローザーは)緊迫する場面だったり、そういうところでパフォーマンスを発揮するためにはマウンドに上がるまでの準備が大事だなと思いました。いいときも悪いときも一喜一憂しない。変に落ち込まないところだったり、いつも通り、ベストの準備をやるというのは意識してやっていました」。日本代表同様、ベストな準備をして試合に臨む。そして活躍を「必然」に位置付ける意気込みだ。

 巨人の新人投手の大幅昇給は、1999年の上原浩治が1300万円から5300万円アップの6600万円。13年の菅野が1500万円から5500万円アップの7000万円、11年の沢村も1500万円から3700万円アップの5200万円などの例がある。

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