【バッテリー賞】阪神・梅野と一問一答「捕手はそっと喜ぶ、終わってみて恵まれる賞は多い」

2022年12月08日 05:15

野球

【バッテリー賞】阪神・梅野と一問一答「捕手はそっと喜ぶ、終わってみて恵まれる賞は多い」
<2022プロ野球最優秀バッテリー賞・表彰式>笑顔でプレスインタビューに応じる青柳(左)と梅野(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【「2022年度プロ野球最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」表彰式 】 スポーツニッポン新聞社が制定する「2022年度プロ野球最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」の表彰式が7日、東京都文京区の東京ドームホテルで開かれた。セ・リーグは阪神の青柳晃洋投手(28)―梅野隆太郎捕手(31)がともに初受賞。以下は梅野の一問一答。
 ――捕手としてうれしい賞
 「キャッチャーというのは数字とか数値にはなかなか出ない中で、そっと喜ぶ、終わってみて恵まれる賞は多いと思うので。そういう意味で選考していただいてうれしいですし、ピッチャーが目立ってこういう賞があると思うので。常に女房役として徹して裏でやりますけど、表で表彰されるのはやりがいになるし、来季に向けて恥のないプレーをしていかない。気が引き締まるのでこういう賞をいただけるのは意味があるのかなと思います」

 ――バッテリーとして来年やっていきたいことは
 「段階を踏んでやっていく、飛び越えてノーヒットノーラン、完全試合ができたらいいなと思いますけど。まずは今年のシーズンは負けない投手(にさせること)と、長いイニングを投げられるように頑張りますという話をしながら。(青柳にとっては)イニング的にもすごい伸びたシーズンだと思うし、そういった意味では九回に立つ姿は見たいし、1イニングでも長くハイクオリティスタートくらい、七、八、九(回)までいけるように。

 ――投手に長いイニングを投げてもらうために捕手としてしていきたいことは
 「長いイニングを投げるためには餌まきというか。自分は城島さんの言葉で『黒星を白星に変えるのは正捕手だ』と言っていたように、そうやって負けた試合をどう生かすかは同じ捕手と組んで(その後に)どうしていくかと考えるので。そういう言葉を大事に、負けたときに次の試合で白星を取る、そういうことを大事にしていきたいなと。話は違うかもしれないけど、勝つだけでずっと喜んでいられるシーズンは少ないと思うので、逆に打たれた時とか勝ち負けつかなかったけどそういう試合で勝ち星に変えられるようなシーズンにしていきたいなと思いますね」

 ――バンテリンドームでの大野雄との投げあいはターニングポイントになった
 「結構、淡々とお互いが投げてでもピンチもあってそれでもしのいでなんとかヤギ(青柳)に勝ちをとやっていたなかでの試合のあの雰囲気とか。あとはヤギの最後までいきたいという、負けてしまったあの悔しい(顔)というのは忘れられない。ヤギも常にエース級と戦っていくと思うので。そういう粘り勝ちできるようなピッチャーだと思うので、来シーズンはそういうところで1勝でも白星をつかめるようにしていきたいなと」

 ――青柳と組むうえで意識していることは
 「やっぱり相手バッターのタイミングを変えられるのがうまいし、間を変えるのは自分でできるようになっているし。そういう意味では投げ急ぎと球種面でボールのときはボール、ストライクで勝負してほしい時はサイン一つで変えられるような、そういうのは大事にしています。サイン一つでストライク、ボール、ここはボールできてほしいという投げ分けは大事だと思っているのでそこは大事にしていきたい」

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