ソフトバンク・柳田「超人魂」継承だ 糸井氏から直々に「40歳まで超人で居続けてほしい」

2022年12月11日 05:00

野球

ソフトバンク・柳田「超人魂」継承だ 糸井氏から直々に「40歳まで超人で居続けてほしい」
野球教室に参加し糸井氏(左)と談笑する柳田(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 ソフトバンク・柳田悠岐外野手(34)が10日、同僚の嘉弥真新也投手(33)らと山口市内で行われた野球教室に参加した。自主トレの師匠でもあり、今季限りで現役を引退した元阪神の糸井嘉男氏(41)からは「40歳まで超人で」とエール。主将として今季V逸を味わった来季35歳を迎える鷹の主砲は糸井の「超人魂」を継承し逆襲する。レッドソックスと契約合意したオリックス・吉田正尚外野手(29)も参加した。
 “糸井一門の看板”をしっかり受け取った。子供たちの野球熱同様に、柳田のハートも熱く燃えた。阪神時代の「7」を背負って登場した糸井氏からは「40歳まで超人で居続けてほしい」と熱いエールが送られ、来季35歳の鷹の主将は直々に「超人魂」を継承した。

 柳田は14年から「糸井塾」に入門。吉田正らと自主トレでともに汗を流し、追い続けた大きな背中だ。柳田は「憧れの存在で尊敬する先輩。トレーニングされてる姿も見ているし、そこが目標の姿。年にも負けず、やっていきたい」。まだまだ、老け込むわけにはいかない理由がある。

 糸井氏はオリックス時代の16年シーズン、35歳で53盗塁をマークして史上最年長で盗塁王のタイトルを獲得。強じんなボディーでハイレベルな走攻守を保ち、衰えない姿は超人と呼ばれた。そして、柳田自身を球界屈指の打者まで育ててくれた。「やっぱり次元が違う。スピードもパワーにしても1ランク2ランク上という感じ。そこが普通の人とは違う、超人というところ」とユニホームを脱ぐ決断をしても“あの糸井さん”が脳裏に焼き付いている。

 今季は117試合に出場し打率・275、24本塁打、79打点と不本意な数字でチームもリーグ優勝を逃した。来季のノルマは30発。逆襲に燃える主砲は「まずは一年一年、パフォーマンスを落とさないように。糸井さんみたいに長く、一流選手として長く野球をやりたい」。覚悟を決めて、“2代目”超人ロードを歩んでいく。(福井 亮太)

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