阪神・西純 3失点も収穫あり“マエケンツーシーム”多投「うまくファウルを取らせたりはできた」

2023年02月25日 05:15

野球

阪神・西純 3失点も収穫あり“マエケンツーシーム”多投「うまくファウルを取らせたりはできた」
<日本ハム2軍・阪神2軍>ツーシームを積極的に試した西純(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【2軍練習試合※特別ルール   阪神2-3日本ハム ( 2023年2月24日    名護 )】 日本ハム2軍相手にソロ被弾を含む4回5安打3失点、4四球。その結果を見れば、阪神・西純の状態に不安を覚えるファンがいるかもしれない。しかし疲労が色濃いキャンプ最終盤ならば、割り引いた見方も必要。何より状態の悪さを本人が一番、分かっていた。初回に2失点し「真っすぐはうまく指にかかっていない状態だった」と悟ると、方針転換。このマウンドを、新球種のツーシームを積極的に試す機会に活用した。
 「うまくファウルを取らせたりはできたかなと思う」。昨年12月に米大リーグのツインズ・前田健太に教わった新兵器。140キロ台の速度でボールを動かし、カウントを稼いだことが、2回の2奪三振につながった。

 「キャンプ最後の登板がこんな感じになったけど、これまでの登板は、いい感じで投げられていたので」

 自身の手応え通り、今回の結果で開幕ローテの座が揺らぐことはない。この日試した新しい武器を、2桁勝利への布石とする。(倉世古 洋平)

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