【センバツ】東海大菅生の“ダチョウ伝説” エース・日当は「脅威の回復力」で大阪桐蔭戦登板へ

2023年03月29日 12:25

野球

【センバツ】東海大菅生の“ダチョウ伝説” エース・日当は「脅威の回復力」で大阪桐蔭戦登板へ
東海大菅生・日当 Photo By スポニチ
 東海大菅生(東京)は29日、第3試合の準々決勝で大阪桐蔭と対決する。21年夏の1回戦で降雨コールドで敗れた因縁の相手。エースの最速150キロ右腕・日当(ひなた)直喜(3年)は前日の沖縄尚学戦で完封勝利を挙げたが、連投で先発登板する見込みだ。
 日当のあだ名はダチョウ。時速60キロで1時間以上も走るスタミナと回復力が由来だ。野球部には多くの「日当伝説」がある。昨秋の東京都大会は準決勝で135球、翌日の決勝も135球で完投するなど4完投で優勝に貢献した。2月には38度の発熱で寮で倒れて救急車を呼ぶ事態に。だが救急車が到着する頃には熱が引き始め、診断後には平熱に戻った。さらに3月5日の練習試合では走塁中に転倒して負傷交代。1メートル90、105キロの巨体を誰も担ぐことができずベンチを担架変わりにして搬送されたが、その試合の終了時に「第2試合で投げる」。さすがに止められたが、いずれも驚異の回復ぶりで周囲を驚かせた。連投となる大阪桐蔭戦もダチョウにお任せだ。(アマチュア野球担当・柳内 遼平)

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