パドレス・ダルビッシュ“打者天国”メキシコの難敵は高地よりも「球場のサイズが鎌ケ谷」「いい経験」

2023年05月01日 13:02

野球

パドレス・ダルビッシュ“打者天国”メキシコの難敵は高地よりも「球場のサイズが鎌ケ谷」「いい経験」
メキシコでのジャイアンツ戦に先発したダルビッシュ(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   パドレス6-4ジャイアンツ ( 2023年4月30日    メキシコシティー )】 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が1日、自身のツイッターを更新。6回4失点だった30日(日本時間5月1日)、ジャイアンツ戦を振り返った。
 ダルビッシュは初回、ウェードに先頭打者アーチを浴びると、2回には1死からデービスにもソロを被弾。3回は連打を浴びながらも無失点で切り抜けたが、4回にも先頭・ハニガーにソロを許した。1試合3被弾は昨年9月のダイヤモンドバックス戦以来となった。4失点したものの打線の奮闘でチームは逆転勝利し、勝敗は付かなかった。

 今回のパドレス-ジャイアンツの2連戦はメキシコの首都・メキシコシティーで開催。ロッキーズの本拠クアーズ・フィールドの1マイル(約1600メートル)より高く、富士山の5合目に当たる標高約2300メートルのメキシコシティーは、空気抵抗が少なく球が飛びやすい上に変化球は曲がりにくくなるため“打者天国”とされる。実際に前日29日(同30日)の同戦は、11本塁打が飛び出すなど両軍合わせて30安打27点の歴史的乱打戦となった。

 ダルビッシュは試合後、自身の結果を伝える記事を引用し「標高がどうとかよりまず球場のサイズが鎌ケ谷なんですよね笑」と古巣・日本ハムの2軍施設を比較に出し、狭いことを紹介した。

 その上で「球は変化しない、硬めの人工芝だからゴロでも失速しない、定位置の外野フライホームラン、相手メジャーリーガー、酸素不足なのにピッチクロック、暑い、鎌ヶ谷」と高地ならではの特徴も伝えた。

 ただ「ネガティブに見えますがメキシコでは私生活でも野球でも本当にいい経験が出来ました。メキシコ、メキシコ人の素晴らしさを肌で感じることが出来ました」とメキシコの良さをアピールすることも忘れなかった。

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