中日の零敗月間8度はプロ野球タイ記録…4月終了時の借金7以上は球団43年ぶり 立浪監督「我慢」

2023年05月01日 05:00

野球

中日の零敗月間8度はプロ野球タイ記録…4月終了時の借金7以上は球団43年ぶり 立浪監督「我慢」
<中・D>ベンチで力なくうつむく立浪監督(中)(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日0ー2DeNA ( 2023年4月30日    バンテリンD )】 中日は散発4安打に終わり、今季8度目の零敗。月間8度の零敗は球団初で、12年DeNA以来11年ぶり7度目のプロ野球ワーストタイ記録となった。
 課題の得点力不足を解消できない。初回先頭の岡林が中前打を放つも、1死後に細川が二ゴロ併殺。4回1死では大島が中前打で好機をつくったが、細川、石川昂が凡退した。チーム56得点は12球団最少で、5回2失点の高橋宏を援護できず。指揮官は「やはり主軸が打たないと点は入らない」と唇をかんだ。

 今季初の同一カード3連敗で、DeNAには18年以来となる球団ワーストタイの開幕5連敗。借金は今季最多の7に膨らんだ。4月終了時点で借金7以上は80年(同9)以来43年ぶりの低空飛行。立浪監督は「ここまでいい面の方が少ないが、我慢してやっていくしかない」と言葉を絞り出した。(湯澤 涼)

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