大谷翔平 今季初1試合2発&最多4打点! 確信歩きの今季最長140m弾で本塁打ランクリーグ2位

2023年06月01日 05:58

野球

大谷翔平 今季初1試合2発&最多4打点! 確信歩きの今季最長140m弾で本塁打ランクリーグ2位
この日2本目となる今季15号を右翼席に叩き込んだ大谷(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   エンゼルス12ー5ホワイトソックス ( 2023年5月31日    シカゴ )】 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が5月31日(日本時間6月1日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。今季初の2打席連続本塁打で今季最多の4打点を記録し、チームの勝利に貢献した。
 打つべき球を確実に仕留めた。まずは2-1の3回1死一塁、ホワイトソックス先発・リンが投じた初球の93・8マイル(約150・9キロ)高めシンカーを完璧に捉えた。

 白球は甲高く、乾いた打球音を残して中堅へと一直線。美しい放物線は中堅フェンスの向こうまで高く弧を描いた。打球速度107マイル(約172・2キロ)、飛距離425フィート(約129・5メートル)、角度30度。試合の流れを引き寄せる、今季初の2試合連続本塁打となる14号2ランだった。

 勢いづいたら止まらない。6-1の4回1死二塁、今度は持てるパワーで敵の戦意をそいだ。フルカウントからリンが投じた93・4マイル(150・3キロ)直球をフルスイング。打球は右翼席上段へとはじけ飛んだ。スタンドインを確信した大谷は一歩、二歩と悠然と一塁方向へ。投手は視線を地面に向けたまま打球の行方すら追わず、右翼手も小走りで打球を見上げるのみだった。

 打球速度は111・8マイル(179・9キロ)。飛距離は今季最長の459フィート(139・9メートル)で、自身5番目タイの記録。打球角度30度と完璧な当たりだった。今季初2打席連発、1試合2発の15号2ランで本塁打ランクはア・リーグ単独2位に浮上。この時点でランクトップのヤンキース・ジャッジと3本差となった。

 ここ5試合で20打数2安打と調子を落としていたが、復調を告げる2発。5月18日(同19日)のオリオールズ戦以来、12試合ぶりとなるマルチ安打で打率も・269まで戻った。連敗を阻止し、貯金も3に復帰。今季6度目の2桁得点を呼び込むなど、チームも勢いづける躍動だった。

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