ヤクルト投打かみ合い、ついに、ついに連敗ストップ “神様コンビ”でトンネル脱出

2023年06月01日 20:52

野球

ヤクルト投打かみ合い、ついに、ついに連敗ストップ “神様コンビ”でトンネル脱出
交流戦<日・ヤ>3回、2ランを放ち川端(左)とタッチを交わす村上(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【交流戦   ヤクルト5ー0日本ハム ( 2023年6月1日    エスコンフィールド )】 ようやく長く、暗いトンネルを抜けた。今季初スタメンの3番・川端慎吾内野手(35)と4番・村上宗隆内野手(23)が2人で5得点中、4点をたたき出し、投げては先発・サイスニード投手(30)が7回3安打無失点の好投。投打がかみ合っての勝利で連敗を12で止めた。
 “代打の神様”が“村神様”の力を引き出した。初回1死一塁、昨年6月24日巨人戦(神宮)以来のスタメンとなった川端が二塁内野安打で好機を拡大。村上は日本ハム先発・加藤貴のフォークボールを逆らわずに左前へとはじき返し、二塁から青木を迎え入れた。貴重な先制打に一塁上でガッツポーズを繰り出した。

 追加点も“神様コラボ”からだった。1-0の3回1死、川端は2打席連続となる二塁内野安打で出塁。続く村上はカットボールを、タイミングを崩されることなく捉え、左翼席へ5年連続2桁本塁打となる10号2ランを叩き込んだ。今季の交流戦初本塁打に「強引にいかずしっかり押し込めました。追加点が取れて良かったです」と笑顔がはじけた。

 3-0の7回2死満塁では川端が中前打。2018年7月21日の中日戦(神宮)以来、1776日ぶりとなる1試合3安打で効果的な得点を加えた。

 先発・サイスニードはテンポのいい投球で日本ハム打線に的を絞らせず、確実に試合をつくってリリーフ陣にバトンを渡した。交流戦での反抗へ、十分な契機になりうる快勝だった。

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