【大谷翔平と一問一答】今季初2打席連続本塁打 調子のバロメーターは「一番は構え」

2023年06月01日 07:18

野球

【大谷翔平と一問一答】今季初2打席連続本塁打 調子のバロメーターは「一番は構え」
この日2本目となる今季15号を右翼席に叩き込んだ大谷(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   エンゼルス12ー5ホワイトソックス ( 2023年5月31日    シカゴ )】 エンゼルス・大谷翔平投手(28)が5月31日(日本時間6月1日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。今季初の2打席連続本塁打で今季最多の4打点を記録し、チームの勝利に貢献した。
 2-1の3回1死一塁、ホワイトソックス先発・リンが投じた初球、93・8マイル(約150・9キロ)の高めシンカーを完璧に捉え、中越えに今季初の2試合連続本塁打となる14号2ランを放った。さらに6-1の4回1死二塁からは93・4マイル(150・3キロ)直球をフルスイングし、右翼席上段への2打席連続15号2ラン。打球速度111・8マイル(179・9キロ)で、飛距離は今季最長の459フィート(139・9メートル)、打球角度30度と完璧な当たりだった。試合後、大谷の一問一答は以下の通り。

 ――2試合で3本塁打、状態は。

 「いい球をしっかり打てているので良かったですし、今日のフォアボールも最後しっかり見えているのでいいかなと思います」

 ――ウルシェラにバットに文字を書いてもらったり、打撃コーチにコーヒーをバットにかけてもらったりしているが、今回新しいのはあるのか。

 「今回は特にないです(笑)そのまま昨日も(打撃コーチにコーヒーを)かけてもらったりしましたけど、結果になって良かったかなと思います(笑)」

 ――調子いい時と悪い時は何が違うのか。

 「一番は構えだと思っているので、構えている段階の見え方はずっとそうですけど、それが一番かなと思います」

 ――構えで何が違うのか。

 「ひとつの要因ではないので今回はグリップだったりいろいろありましたけど、感覚はその時によって違うので上げた方がいいなと思う時もあれば、下げた方がいいなと思う時もあったりとか、それはその時によって違うかなと思います」

 ――高めの直球に遅れているように見えたが、この2試合で変わったことは。

 「構え、見え方が一番かなと思うので、構えている段階で立ち遅れているなら振り遅れますし、いい構えなら難しいボールに対しても素直にバットが出てきたりするので、一番はそこかなと思います」

 ――立ち遅れていた認識があった。

 「構えがあんまり良くなかったなという、構えがよくないままその後の動作に移行しているという感じかなと思います」

 ――重心下げ気味だった重心を上げているように見える。

 「下半身を使いたいという時に無理やり下げたりしますし、逆にバランス悪いなと思ったら上げたりもするので、その時によって必要な感覚は変わってくるので、そこの合わせ方というのは毎年いろいろ調子の波はありますけど、そのときによって変わってくるかなと思います」

 ――低くなったのは1週間前のフリー打撃からに見える。あの時につかんだものは。

 「いや、感覚は昨日くらいが一番変わって良くなっているかなとは思うので、それをしっかり継続するのも難しいですし、また同じようになった時に戻すのもまだ難しいので、そこは本当にピッチングもそうですけど難しいなと思うことはいっぱいあるかなと思います」

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