元中日球団社長・西川順之助氏が91歳で死去 落合監督招へいに尽力 立浪監督「本当に優しい方」

2024年03月19日 05:45

野球

元中日球団社長・西川順之助氏が91歳で死去 落合監督招へいに尽力 立浪監督「本当に優しい方」
西川順之助氏(球団提供) Photo By 提供写真
 元中日球団社長の西川順之助(にしかわ・じゅんのすけ)氏が15日午後11時40分、老衰のため名古屋市中区の病院で死去した。91歳。三重県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は次男敦史(あつふみ)氏。
 西川氏は日本の6人制バレーボールの草分け的存在で、53年に早大バレーボール部員として米国に遠征。卒業後、中日新聞社に入社した。同社の常務取締役を務めていた01年10月に球団社長に就任。03年オフの落合博満監督の招へいに尽力し、同監督によるリーグ優勝4度、日本一1度の黄金時代を支えた。

 09年まで現役でプレーした立浪監督は球団を通じ、「ドラゴンズが強かった時代を支えてくださった社長でした。選手会長をやっていた時にいろいろとお願いごとをしたこともありました。最近は全然お会いできませんでしたが、本当に優しい方でした。心からご冥福をお祈りします」とコメントした。

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