西武・隅田が結婚!同学年同郷長崎出身の一般女性と 東京湾クルージングでプロポーズ

2024年04月16日 03:00

野球

西武・隅田が結婚!同学年同郷長崎出身の一般女性と 東京湾クルージングでプロポーズ
2人の似顔絵を持つ隅田 Photo By スポニチ
 西武の隅田知一郎投手(24)が結婚していたことが15日、分かった。お相手は同じ長崎出身で同学年の一般女性。1月に婚姻届を提出し、新婚生活をスタートしている。東京の夜景を見渡せるクルージング中にプロポーズして成功。昨年、自己最多の9勝をマークし、侍ジャパンにも初選出された3年目左腕が、新妻のサポートを力にプロ初の2桁勝利と、日本球界を代表する左腕への成長を誓った。
 出会いは福岡・西日本工大時代。知人を通して知り合い「最初は友達かなと思ったけど、一緒にいると落ち着く雰囲気がありました」と隅田がアタックした。21年ドラフトでは1位で4球団競合の末にプロ入り。その後、長崎と埼玉の遠距離恋愛となったが、着実に愛を育んだ。

 ロマンチストの左腕。思いを伝えたのは東京湾を巡るクルージングの船上だった。「今まで体験したことがない場所で、思い出に残るところが良かった」と7~8人乗りの船を貸し切り。名前と同じ隅田川から出航し、レインボーブリッジなど東京の夜景を見渡す船の上で「僕と結婚してください!」と直球勝負でプロポーズした。「すぐに“お願いします”と言ってもらえました」。2人を祝福するように偶然、夜空に花火が打ち上がり「最高でした」と一生、忘れない時間になった。

 思ったことを素直に伝えてくれる新妻。結果が出る日もあれば、出ない日もあるが「ダメな日は“今日はダメだったね”とストレートに言ってくれる。どんな時でも気を使わないところが好きです」とお互い直球勝負を受け止め合う。食事面でのサポートも万全。プロ1年目に寮で過ごしている間、新妻はアスリートフードマイスターの資格を取得。「僕が知らない間に勉強して取ってくれた。もう、本当に感謝で」。食卓には栄養バランスが考えられた手料理が7、8品並び「全部おいしくて、いつも本当に助かってます」とした。

 昨年は自己最多9勝を挙げ、侍ジャパンに初選出された11月のアジアプロ野球チャンピオンシップの韓国戦では、7回3安打無失点と好投しベストナインに輝いた。今季はここまで3試合で2勝1敗、防御率2.60と好調。「1人の人生を背負っていくので、勝って喜ばせたいし、幸せにしてあげたい」と最高の“バッテリー”での躍進を目指す。

 ◇隅田 知一郎(すみだ・ちひろ)1999年(平11)8月20日生まれ、長崎県出身の24歳。小2から大村クラブで野球を始め、西大村中では軟式野球部に所属。波佐見(長崎)では3年夏に甲子園に出場。西日本工大では1年春からリーグ戦デビュー。21年ドラフト1位で西武に入団。1メートル77、81キロ。左投げ左打ち。

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