レッドソックス・正尚 60打席目で待望の1号 地元メディアの批判何の 連勝貢献

2024年04月16日 01:30

野球

レッドソックス・正尚 60打席目で待望の1号 地元メディアの批判何の 連勝貢献
<レッドソックス・エンゼルス>6回、今季1号の2ランを放つレッドソックス・吉田(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   レッドソックス5ー4エンゼルス ( 2024年4月14日    ボストン )】 レッドソックス・吉田が辛口な地元メディアからの批判を封じる待望の今季1号を放った。3―2の6回無死一塁、左腕スアレスの真ん中付近への甘いシンカーを捉えると、右中間の自軍ブルペンで大きく弾んだ。
 16試合、60打席目の1号2ランで連勝に貢献し「試合数はかかったが、1本目を打てて良かった」と相好を崩した。

 ミートした位置がボールのやや下で「完璧ではなかった」という。それでも好調時の物差しでもあるバックスピンをかけた打球が戻ってきた。

 前日まで長打は二塁打2本だけ。地元メディアはアレックス・コーラ監督に不振の要因を問い詰め「攻撃面で、指名打者として十分な成果を出せていない」と厳しかった。吉田も歯がゆさを感じる中で、批判を抑え込み「切り替えて、1本でも多く積み上げていければ」と次を見据えた。

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