【大谷翔平と一問一答(2)】競歩でパリ五輪出場決めた水沢リトルの後輩へ「納得できる結果を」とエール

2024年04月27日 12:43

野球

【大谷翔平と一問一答(2)】競歩でパリ五輪出場決めた水沢リトルの後輩へ「納得できる結果を」とエール
試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・杉浦 大介通信員) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース12―2ブルージェイズ ( 2024年4月26日    トロント )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席に最近5戦3発とする7号先制ソロを放ち、デーブ・ロバーツ監督(51)が持つドジャースの日本生まれ選手の最多本塁打記録に並んだ。その後は安打が生まれず、9回に代打を送られて4打数1安打1打点に終わったが、チームの今季最長を更新する5連勝に貢献。開幕28試合で22本の長打は1901年以降では4位タイ、戦後ではトップタイとなった。27日(日本時間28日)は花巻東の先輩、菊池雄星投手(32)との今季初対決に臨む。
大谷との一問一答は以下の通り。

 ――この前もメンタルも技術のうちの1つと言っていた。
「もちろん場数もあると思いますし。もちろん自分でメンタル強いとは思わないので。思っている人は逆に強い人はあまりいないんじゃないかと思いますし。シチュエーションによってプレッシャーがかかる、かからないはあると思いますけど、そこは野球をやっている以上しようがない。むしろそういうシチュエーションで打席に立てていることが自分にとってはうれしいことじゃないかと思います」

――監督に並んで何か声をかけられたか?
 「並んだぞって僕の方から言いました(笑い)それだけでした」

 ――ロバーツ監督が新しい車が欲しいと言っていたが、更新して何か考えているか?
 「特に考えていないです」

 ――監督とそういう冗談を言い合える関係性は?
 「最初の1カ月が1カ月だっただけに、僕からしたら気にしないでほしい。むしろ笑いに変えるくらいのコミュニケーションというか。そこはグラウンドに持ち込んでほしくないし、外で自分で処理すればいいだけの話なので。チームメートには普通にこういうふうに冗談を言い合える雰囲気は僕にとっては楽かなと思います」

 ――明日菊池雄星投手との対戦だが、存在や対戦については。
 「もう結構打席はやっているので。でも、毎年毎年そんなに数があるわけではないので、去年も言いましたけど、僕らももちろん大事ですけど、学校(花巻東)も教えてもらった先生方もそうですけど、そういう方にとっての方が楽しみじゃないかと思います」

 ――昨日20メートルくらいでキャッチボールした後、打球捕もしていた。それは今後の守備も意識してか?
 「守備は全く意識していないです。スプリント、走りたいなと単純に。微妙な時間帯のゲームだったので、ちゃんと走ってからゲームに入りたいということでした。ピッチングに関しては順調にきているんじゃないかと思います。肘の反応もいいですし、そこは順調かなと思います」

 ――水沢リトルの2年後輩の高橋和生(ADワークスグループ)が競歩でパリ五輪出場を決めた。
 「頑張ってほしいです。自分の納得できる結果を出せるように、まずやってきたことを出せるのが本人にとって満足できることじゃないかと思います」

 ――五輪の舞台で戦う選手のことはどう思っている?
 「単純に凄いなと。競技どうのこうのじゃなくて、オリンピックに出る、出ないも関係ないと思いますけど、競技をまずそこまで続けようと思ったのもそうですし、続けてきたのもそうですし。スポーツだけではないですけど、それ自体が素晴らしいと思います」

 ――自身が世界大会に出たときのことは覚えている?
 「世界大会は高校の代表じゃないかなと思うんですけど。その時は単純に甲子園に出ているメンバー、藤浪(晋太郎)選手、田村(龍弘)とかいろいろいましたけど、そういう選手とまずやれるのが、世界戦がどうのこうのではなくて、そういうチームでやれることが僕にとって特別だったと思います」

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