巨人・門脇が決勝打 阿部監督「あれくらい普段からがっついてほしい」 萩尾のプロ初犠打にも◎

2024年05月07日 22:03

野球

巨人・門脇が決勝打 阿部監督「あれくらい普段からがっついてほしい」 萩尾のプロ初犠打にも◎
<中・巨>7回、適時打を放つ門脇(撮影・藤山 由理)  Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2024年5月7日    バンテリンD )】 巨人の門脇誠内野手(23)が7日の中日戦(バンテリンD)で0―0の7回に待望の先制適時打。これが決勝打となり、巨人が連敗を2で止めて貯金1とした。
 「8番・遊撃」に入って先発出場していた門脇。巨人打線は相手先発右腕・涌井に6回までわずか1安打に抑えられ、0―0のまま迎えた7回だった。

 先頭の岡本和が四球を選んで出塁すると、続く坂本が右前打。この時点で涌井から安打したのは坂本の2本だけという状況だったが、萩尾のプロ初犠打と岸田の四球で1死満塁と絶好の好機を築いた。

 ここで打席に入った門脇が中前に適時打を放って待望の先制点。チームにとっては20イニングぶりの得点で、門脇は拍手したあとで両手でガッツポーズを見せた。さらに2死満塁から丸が持ち前の選球眼を生かして押し出し四球を選び、貴重な2点目をもぎ取った。

 「打ったのは高めの真っすぐ。みんながつないでくれたチャンスだったので打てて良かったです。最後は気持ちでいきました」。

 そう振り返った門脇だったが、これが決勝点。山崎伊が9回を4安打完封して勝利を飾った。

 阿部慎之助監督(45)は試合後、門脇について「なんとかしようというのはよく分かりましたし、三振したくない、あれくらい普段からがっついてほしいなと思います」と評価。

 また、プロ初の犠打を初球できっちり決めた萩尾についても「ああやって一発で決めると点になりやすいというのが野球だと思うので、そういうのはみんな分かっていると思います」とし、ともにプロ2年目を迎えている門脇、萩尾の頑張りに目を細めていた。

おすすめテーマ

2024年05月07日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム