ド軍公式YouTube “大谷サプライズ”舞台裏公開 心臓病の少年感激「一生もの」母親は目潤ませ感謝

2024年05月18日 11:16

野球

ド軍公式YouTube “大谷サプライズ”舞台裏公開 心臓病の少年感激「一生もの」母親は目潤ませ感謝
ドジャース公式インスタグラム(@dodgers)から。突然の大谷(右)登場に驚くアルバート君
 ドジャースの公式YouTubeチャンネルが17日(日本時間18日)に更新され、16日(同17日)のレッズ戦で、大谷翔平投手(29)が小児の心臓病患者のアルバート・リー君(13)を始球式に招待し、試合前の会見で“サプライズ対面”した様子の舞台裏が公開された。
 対面前、この日は大谷のボブルヘッド配布日とあって、特典の首振り人形をもらってスタジアムに入場する姿が映し出された。

 アルバート君は会見で好きな選手について問われ「ショウヘイ・オオタニ。だってほかのどの選手とも違う」とした上で、「走りでも打撃でもフィールディングでもすべてにおいて違うんだ」と明かした。そしてついに大谷とサプライズで対面。驚きながらも笑顔を見せた。

 この対面後、インタビューでアルバート君は「ビックリしたよ。しゃべることもできなかった。初対面だったから10秒ぐらい息ができなかった」と当時の心境を語り「サイン入りユニフォームと始球式で投げるボールをくれたんだ」と興奮気味に回顧。「驚いたし、感激している。こんな機会は一生もの」と振り返った。「そしてママと、こういう機会を用意してくれたみんなに感謝している」と打ち明けた。

 始球式では大谷がキャッチャーを務めた。アルバート君が投げ終わった後「ナイスピッチ!」とほめられた様子も映し出された。

 動画終盤、アルバート君の母親のデジャニー・ジョンソンさんは「ベッドに寝かされていた小さな赤ん坊が、文字どおり自分で食べることもできなかったのに、いまや野球のスター選手と握手するまでに成長したのを見ると驚きです」と我が子の成長に目を潤ませた。続けて「私たちは幸運にもここに来ることができました。こんな機会をいただきありがとうございます」と感謝。

 チームではボブルヘッド配布日はモチーフになった選手の夫人が始球式を務めるのが定番だ。大谷は球団から真美子夫人への打診を受けたが、夫婦で話し合い「野球好きな子供や(気軽に)見に来られない病院の子とかの方がいいのではと決めた」と、この日の試合後明かしていた。

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