中日・石川昂 今季初3安打で4位浮上導いた「ボールの見え方も良かった」7戦ぶりに先発出場で活躍

2024年05月27日 05:45

野球

中日・石川昂 今季初3安打で4位浮上導いた「ボールの見え方も良かった」7戦ぶりに先発出場で活躍
<中・ヤ>お立ち台でポーズを決める石川昂(右)と橋本(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日5-0ヤクルト ( 2024年5月26日    バンテリンD )】 中日の「未完の大砲」が交流戦前に覚醒気配を漂わせた。「3番・三塁」で7戦ぶりに先発出場した石川昂が、3回の適時二塁打を含む今季初の3安打。立浪監督に「ずっと見てきたけど、今日が内容的に一番良かった」と言わしめる活躍で、4位浮上に導いた。
 「打つ感触とかボールの見え方も良かった。(監督発言の)その通りかなと思います。始動のタイミングをちょっと早くしているのが、今、はまっているのかなと」

 初回1死一塁、3回無死一塁で、2打席連続で左中間フェンス直撃の二塁打。いずれも広いバンテリンドームでなければ本塁打でもおかしくない強烈な打球で、非凡な長打力を見せつけた。

 今カード初戦の24日は、ナイター前にナゴヤ球場のウエスタン・リーグ、広島戦に出場して1本塁打を含む2打数2安打。「親子ゲーム」で本領を取り戻してきた22歳が、DH制で出番が増える交流戦のキーマンとなりそうだ。(山添 晴治)

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