ド軍激震!ついに由伸まで…初のIL入り 16日に緊急降板 日本人投手ではダル、千賀、藤浪に続く4人目

2024年06月17日 03:25

野球

ド軍激震!ついに由伸まで…初のIL入り 16日に緊急降板 日本人投手ではダル、千賀、藤浪に続く4人目
ロイヤルズ戦に登板したドジャースの山本(AP) Photo By AP
 ドジャースの山本由伸投手(25)が16日(日本時間17日)、15日間の負傷者リスト(IL)入りした。同日のロイヤルズ戦の試合前にデーブ・ロバーツ監督が明かしたもので、17日からのロッキーズ戦(デンバー)の遠征メンバーから外れた。山本のIL入りは渡米後初。今季の日本人投手のIL入りはパドレス・ダルビッシュ、メッツ・千賀、藤浪に続く4人目で、受難続きだ。
 ロバーツ監督は「ILに入る。彼は検査を受ける。結果はいつ出るか分からないが、我々は注意を払う」と説明。同日に受ける精密検査の結果をまずは注視すると話した。

 また同監督は「シーズンもまだ重要な時期にきていないことを感謝している。そして彼の健康が最も重要だ。だから我々が積極的になるためにもILに入れる。リセットさせる」と話し、今後についても「我々にとって一番重要なことはしばらく休みを取ることだと思う。この問題を解決し、そこから出発する」と慎重に復帰過程を見守ることを説明した。

 山本は15日(同16日)のロイヤルズ戦に先発も右上腕三頭筋の張りで2回1安打無失点、わずか28球で緊急降板。試合後は軽症であることを示唆していたが、7回無失点だった7日のヤンキース戦後に張りが出たといい、「少しずつ張りが強くなった」と説明。15日の試合前練習でも張りがあったことを明かしていた。

 ボールやマウンドの違いで14年のヤンキース・田中(現楽天)や18年のエンゼルス・大谷(現ドジャース)などメジャー1年目で故障離脱する日本投手は多い。ダルビッシュはレンジャーズ時代の15年に同じ箇所の張りを訴え、「右肘じん帯損傷」と診断されてじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)も受けた。

 また今季は、ヤンキースのコールら各球団のエース級も離脱者が多いが、一因に挙げられているのが試合時間短縮のため、昨季から導入されたピッチクロックだ。無走者で15秒、走者ありは昨季の20秒から今季は18秒に短縮。昨年9月の右肘手術から来季に投手復帰を目指すド軍の大谷は4月に「間違いなく負担は増えている」と語り、ダルビッシュも「しんどいはしんどいです」と語っていた。

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