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阪神・才木が語る父・昭義さんへの思い 何事も徹底している父にこれからもウイニングボールを贈りたい

2024年06月17日 05:15

野球

阪神・才木が語る父・昭義さんへの思い 何事も徹底している父にこれからもウイニングボールを贈りたい
<ソ・神>力投に汗をにじませる阪神・才木(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神4ー1ソフトバンク ( 2024年6月16日    みずほペイペイD )】 16日は父の日。才木はスタンドで観戦した父・昭義さん(63)への思いを、本紙を通じて語った。
親父はロボット製作に携わるエンジニアをしていました。普段は全然しゃべらないですよ。まじで静かなんですよ(笑い)。自分が投げて勝った日はLINEが来るぐらいですかね。親父は怖いとかではなく、クールというか…物静かというか淡々。真面目なので。

 本当にちゃんとしたことをちゃんとしないとダメ、みたいな。ちょっとずれたことは本当に嫌いで。僕はちゃんとしたことをやれずにいたので(笑い)。でも、凄いですよ。何事も徹底してやるし、仕事もそう。基本的に間違ったことしない人。“ちょっとこれぐらい、いいやろう”というのがない人なので。

 そもそも、僕が高卒でプロに入るのも反対していたんです。討論というか話し合いもしましたよ。親父は“大学に行ってもっと体を大きくしてからだろう”と。プロ入ってもし何かあって辞めなければいけなくなった時、高卒という学歴よりも大卒があった方がいいやろう、と。そういうことを考えられる人なんですよ。僕みたいな人間は勢いで“よし、いこか”なので。親父は真逆で最悪を考えて行動できる人だから凄いし、自分にはないこと。遺伝子を引き継いでいるのになあ…。

 贈りものはあんまりしないです。欲しいものは、すぐアマゾンで買っちゃう人。でも、僕が勝った時は喜んでくれてボールちょうだいや、と飾ってくれているので、これからもどんどん贈りたいですね。 

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