×

広島・島内 負の流れ断ち幸運6勝 3試合連続失点で止め「悪い流れを一回切れたことはホッとしています」

2024年07月05日 05:45

野球

広島・島内 負の流れ断ち幸運6勝 3試合連続失点で止め「悪い流れを一回切れたことはホッとしています」
<広・神>5番手で登板した島内(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島7-5阪神 ( 2024年7月4日    マツダ )】 広島・島内が自らの投球で負の流れを断ち切った。同点の8回を任され、梅野の右前ポテン打から招いた2死二塁で代打・糸原を力のある153キロ直球で左飛に斬った。自己ワーストだった3試合連続失点で止め、直後の勝ち越しで幸運な6勝目。表情には安ど感がにじんだ。
 「悪い流れを一回切れたことはホッとしています。ずっとチームに迷惑をかけていたので。ただまだ1試合。継続しないと意味がないと思っています」

 島内だけじゃない。先発・アドゥワを継いだ矢崎から逆転勝利への流れが生まれた。5回に救援し、中野、前川、大山の上位打線を3者連続三振。その裏の同点劇を呼ぶと、続く6回もフォークを有効に使ってゼロを刻んだ。22年9月20日の中日戦(2回無失点)以来、2年ぶりのイニングまたぎ。鮮やかな2回零封だった。

 「先発の様子や試合の流れを見ながら、早い回(の登板)もあると言われているので。自分のベストは尽くせたかな…と思います」

 7回に3番手・塹江が2死一、三塁を招くと、森浦を投入。大山への四球で満塁となっても動じず、最後は佐藤輝に対して6球全て直球で押し、左飛に斬った。新井監督は好投の救援陣をねぎらう中で矢崎に言及し「ナイスピッチング。イニングをまたいでしっかりゼロで帰って来てくれた。凄く大きかった」と目を細めていた。

おすすめテーマ

野球の2024年07月05日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム